また、同じ夢を見ていた / 住野よる / 双葉文庫
オススメポイント!
1. 幸せってなんだろう?を一緒に考える!
2. 散りばめられた伏線回収が気持ちいい!
住野よるさん、と聞くと「君の膵臓をたべたい」を思いつく人が多いと思います。
その作品で住野さんを知った方に是非ともこの作品も読んで頂きたい一冊です!
主人公は小柳奈ノ花ちゃんという小学生の女の子。その奈ノ花ちゃんが大人の女性たちと共に「人生とは〜…」と幸せについて考えていくストーリーです。
子供の純粋で真っ直ぐな感性、嘘のないまぶしい言葉の数々にとにかくたくさんの刺激を受けます。自分もかつてはこんな素敵な感性を持っていたのだろうか…と、大人になった自分を改めて振り返るキッカケにもなります。
また、ストーリーの中にさりげない伏線が散りばめられていて、読み進めていくうちにどんどん繋がっていきラストで「こういう事だったのか!」とびっくりしつつもとても温かい気持ちにさせてくれる素敵な一冊。
おおよその読了時間
約4時間/300ページ
こんな人にオススメ!
1. 感性を広げたい人
2. 幸せについて考えたい人