神様のボート / 江國香織 / 新潮文庫
オススメポイント!
1. 運命の人はきっといる!
2. 愛は信じることが大切!
クレイジーな愛の形の物語を描いた一冊。
「クレイジー」さとは信念と紙一重なのでしょう。愛について信じることの大切さが描かれています。
正反対な価値観の「ママ」と「娘」の二人の様々なエピソードで構成されています。
誰しもが「運命の人に出会うことができたなら…」と一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
ママが経験した「骨ごと溶けるような恋」の愛の展開は、甘くもあり切なさもあり愛の厳しさを痛感させられます。
一方現実的な娘のママへの愛もとても一途で、時折悲しみが舞い降りてきます…。
タイトルである「神様のボート」は人によって行き先が違ってくるのでしょう。
その行き先は愛だったり夢であったり…。
いつかは「神様のボート」に乗ってみたいと思わずにはいられない素敵な物語。
おおよその読了時間
約3時間/276ページ
こんな人にオススメ!
1. パートナーの愛を信じ切ることができない人
2. 運命の人を待ち望んでいる人
3. 母と娘の愛の絆を知りたい人